中等部超能力戦争(藤野千夜著)

記憶が残っている中では、「少女には向かない職業桜庭一樹著)」以来の、ショックが残る作品でした。初め、ゆっくりと進む電車に乗って、車窓を楽しむようなほのぼのとした楽しさから、徐々に加速して、最後、ジェットコースターのレールが目の前から消えたという感覚。

この本、読む一回目はそのままで、次は疑って読むと、また面白い一面をみせてくれるかもしれない。そんな小説でした。