TH-P42V2

「テレビなんて、必要ないだろ」
 事の発端は、上記持論を証明するため、行動に移した所に発する。
  
 始めの一月目は、なんとも感じなかった。テレビ推奨者は言葉して「政治経済等、世間から置いて行かれてしまう」とおっしゃるが、そのようなものはニュースサイト、並びにラジオで事足り、その上静かになって落ち着くというメリットも発見できた。しかしながら、二ヶ月目には、見たい番組を我慢するということが現れ、時が過ぎる毎に、その頻度は増し、余り好きではないサウナに無理して入り、テレビを見るようになった。
 今は、我慢の限界に肉薄している。サウナは、好きになってしまった。
 
 結局のところ「動画」というメディアは非常に興味深く、日常に欠かすことができない大切なものではないだろうか。少なくとも私は、そう思う。
 オンラインの動画サイトで事足りると言うものもいるが、それは結局のところ「テレビ」という動画メディアから、オンラインに移しただけにしか過ぎない。「コンテンツが面白くない」というが、果たしてそうだろうか。では何故、ネット上の動画サイト並びにP2Pのソフト上には、テレビで放映された番組がアップされ続け、それを見ている者がいるのだろうか。
 
 「テレビ」は、やはり、面白い!
 勿論その他・・・例えば小説や漫画、ネット等も面白い。しかしそれがテレビの絶対的な価値を下げるものでは、断じて、無い。この三ヶ月の試みで、それが実証できた。
 
 
 さぁ。テレビを買いに行こう。